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危うい発言に食べ物リバース…フジ昼のバラエティ大暴れに業界注目 終了候補筆頭番組の「山場は来春」

危うい発言に食べ物リバース…フジ昼のバラエティ大暴れに業界注目 終了候補筆頭番組の「山場は来春」

危うい発言に食べ物リバース…フジ昼のバラエティ大暴れに業界注目 終了候補筆頭番組の「山場は来春」 150 150 JStockMedia

■【画像】フジ昼のバラエティで“大暴れ”の女性タレント、50年前の“美人すぎる”姿

 お昼のバラエティ『ぽかぽか』は2023年1月にハライチと神田愛花(45)をMCに迎えてスタートしたが、現在も視聴率は世帯視聴率は2%台、個人視聴率も1%台と振るってはいない。

「『ぽかぽか』は、中居正広氏(53)の女性トラブルに端を発した一連のフジテレビ問題で社長職を辞した港浩一フジテレビ元社長(73)の肝いりで始まった番組ですし、番組を立ち上げ、総合演出を務めていた局員が6月にオンラインカジノを常習的に利用したとして常習賭博の疑いで逮捕されてしましたからね。

 さらに『ぽかぽか』の水曜の進行を担当していた男性アナウンサーもオンカジを利用していたことが発覚して7月10日付の人事で別部署に異動するなど、番組が絡む大トラブルが続出していたんです。そのため、打ち切られるのではないかと噂されていたのですが、ここにきていい意味でも悪い意味でも攻めた番組になりつつあるようです」(前同)

 8月27日の『ぽかぽか』ではタレントの考えたオリジナルゲームで対戦する企画を放送したが、その中で丸山桂里奈(42)が考案したのが「こぼしちゃダメよ!歌舞伎揚危機一髪」というもので、歌舞伎揚げを1分以内に食べ切るというゲームだった。

 これにお笑いタレントのみやぞん(40)が挑戦。「一口でいってもいいんでしょ?」と自信満々だったが、一気に口に詰め込んだ瞬間にえづいてしまい、「オェェ!」という声ともに歌舞伎揚をリバースしてしまい、

《虫唾が走る嫌悪感で、すぐにチャンネルを変えた》
《品も常識も何も無い》

 などの厳しい声が寄せられてしまった。

■打ち切り危機が言われるも……10月1日に新レギュラー加入

 これにハライチ・岩井勇気(39)は「それ大丈夫なやつですか? ここでやめたほうがいいんじゃないですか?」と反応。相方の澤部佑(39)も「もうやめとこうか」と水沢のトークを制止していた。

「“フジテレビから家賃もらってた”という発言は、直近に大不祥事のあったフジテレビにとってはなんとも生々しいものがありますよね。過去に何か良からぬカネの動きがあったのでは……そんな想像も働いてしまうエピソードですよね。みやぞんさんの件、水沢さんの発言など、『ぽかぽか』では生放送ならではの攻めた内容が続いているんです。

 フジテレビは、番組立ち上げを提案した港氏、大多亮元専務(66)を相手に50億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。それもあって“打ち切りは必至”とも思われた『ぽかぽか』ですが、10月1日には水曜新レギュラーとしてハリセンボンが加入。秋改編を乗り越えたということですよね。

 ただ、フジテレビは来年4月に大改編を予定しているといいます。“中居氏・フジテレビ問題”で多くのスポンサーが撤退し、10月の秋改編はスポンサーの目途が立たず、新番組を立ち上げることができなかったと見られています。それがここにきてスポンサーも戻りつつあり、来年春に大改編を予定していると言われていますね」(前出の制作会社関係者)

 6月25日の株主総会を経てサントリーホールディングス、大和ハウス工業、ロッテ、明治安田生命保険などの大手企業がCMを出稿再開。第一生命保険も出稿を決定し、9月24日には日本生命も近くCMを再開すると報じられた。

「今後、番組制作費も大きく変わると言われ……フジテレビはリスタートを切る必要がある。そのため、来年春には多くの番組が終わり、多くの新番組が始まることになるようです。そうなってくると、やはり『ぽかぽか』は打ち切り対象の筆頭とも思えてきますが、果たして来春の“山場”を乗り切れるのか……。そんななか攻めた内容に加えて、新レギュラーが加入するなど新たな動きもあり、テレビ関係者がその動向に注目していますね」(前同)

 何かと話題に事欠かない『ぽかぽか』だが、26年春の改編を乗り切ることはできるのだろうか——。

ピンズバNEWS編集部